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コラム 発信

ワードプレス(ホームページ)での発信とアメブロやnoteでの発信 この2つを使い分けるポイントとは?

5年前、10年前と違い、個人事業主や小規模事業主でもワードプレスでホームページを作る人が増えてきました。

ひと昔前のホームページと言えば、プロフィール、会社紹介、商品・サービス案内、お問い合わせフォームと固定ページだけがメインのものがほとんど。

しかし、最近のホームページではコラム記事やブログなど、発信が可能な機能が付いたものが増え、これらの機能を活用してホームページを見つけてもらう事業主も多くなりました。

しかし、ここでひとつ問題が発生します。それはアメブロやnoteなどとの使い分けです。

これらをどのように使い分ければよいのか、ワードプレス(ホームページ)とアメブロやnoteの役割の違いとともにこの記事で解説していきます。

 

ワードプレス(ホームページ)とアメブロやnoteの使い分けを考える前に知っておいてほしい4つのこと

①ワードプレス(ホームページ)とアメブロやnoteでは役割が違う

最初に押さえておいてほしいのが、ワードプレス(ホームページ)とアメブロやnoteでは役割が違うという点です。

アメブロやnoteはあくまでも借り物のサイトであり、役割的には記事を蓄積できるSNSです。ですから本来はメインで使用するものではなく、サブ的に使うものになります。

ただし、すでにアメブロやnoteというプラットホームにはたくさんの人がいるので、ワードプレス(ホームページ)で1から記事を書くよりは読者の目に止まりやすいというメリットがあります。

ワードプレスを含むホームページは独自にドメインを取得してサイトを作ります。そのため、自分から積極的に宣伝していく、もしくは検索からサイトにたどり着いてもらわない限り、なかなか他の人に知ってもらう事が出来ません。

しかし、ワードプレスがアメブロやnoteと大きく違うのは「自分の資産」になるという点です。アメブロやnoteのような借り物のサイトはどうしても運営側の方針に大きく左右されます。

突然、サイトの運営の打ち切りや有料化が決まっても利用させてもらっている立場としてはそれらの方針に従わなければなりません。

そういう点も考慮すると、発信の主軸はワードプレスなどで作ったホームページに置く必要があります。

 

②アメブロやnoteを使う目的を明確にしよう

発信の主軸をワードプレスなどで作ったホームページに置くのであれば、なぜアメブロやnoteで発信をするのでしょうか?

それは個々によって違い、その媒体を使う理由は様々です。

〇〇さんが使っているから、今まで使っていたから…ではなく、なぜアメブロやnoteで発信するのかを今一度きちんと考える必要があります。

もし自分の事業でアメブロやnoteが不要であれば、貴重な時間を割いてまで発信する必要はありません。

アメブロやnoteで何を発信したらいいのか?ではなく、何のために、誰に向けて発信するのかをまず明確にしてください。そうすることでおのずと発信内容も決まってきます。

 

③まずはワードプレス(ホームページ)に記事を蓄積することを優先しよう

アメブロやnoteで誰に何のために発信するのかが明確になった場合も、まず優先するのはワードプレスなどで作ったホームページでの発信です。

アメブロやnoteはあくまでも借り物のサイトです。突然サイトが閉鎖されてしまう事もあります。分野によってはGoogle検索では上位に表示されにくくなることもあるでしょう。

ひと昔前のようにアメブロ=キラキラ起業女子というイメージがついてしまえば、どれだけ役に立つ記事をアメブロに蓄積しても、信頼や信用を得ることはそう簡単ではありません。

サービスの内容やターゲット層にもよりますが、日ごろの発信から信頼や信用を得るためにはまずは自身のワードプレス(ホームページ)にしっかりと記事を書いていくことが必要です。

検索からのアクセス数にもよりますが、50記事~100記事ぐらいまでは、アメブロやnoteではなく、まずはワードプレス(ホームページ)に記事を書くことを最優先しましょう。

ただ、ワードプレス(ホームページ)に読まれる記事を書くのは少しコツが必要です。ですから、ホームページが出来上がるまでの間に、アメブロやnoteで日記ではない、仕事に関する記事を書く練習を事前にしておいた方がいいでしょう。

 

④ブログの毎日更新にこだわる必要はない

ホームページに新しい記事が更新されずに、アメブロやnoteばかりで発信している人に多いのが、「ブログを毎日更新しなければならない」という考えです。

確かにひと昔前であれば、アメブロなどは1日3回~5回更新するのが一般的でした。過去記事の時間だけを変えて何度も再アップしている人もいたぐらいです。

しかし頻繁にアメブロをチェックしていた層も今は別のSNSに移っている人がほとんどでしょう。

本当に毎日更新が必要か?ターゲット層やペルソナを一度チェックしてみてください。多くの場合、毎日更新は必要ないという結論にたどり着くと思います。

 

媒体による発信内容の使い分け

前置きが長くなってしまいましたが、上で書いたように、発信媒体の中心はワードプレスなどで作成したホームページです。

ホームページで記事を書く大きな目的は、
・検索から自分の事業をみつけてもらう
・サイトの記事から読み手と信頼関係や信用を構築する
この2点になります。

そのため、ホームページで記事を書く際もこの2点を意識しながら書いていきます。

ここからは、上記の2点を意識したうえで、ワードプレス(ホームページ)とアメブロ・noteの使い分けについて解説していきます。

 

ワードプレス(ホームページ)で記事にしておきたい3つのポイント

① ターゲット層やペルソナが検索しそうな内容

ワードプレス(ホームページ)はSNS経由で読みに来てもらう事もありますが、基本は検索からの流入を意識して記事を書く必要があります。

ではあなたのペルソナはどのような時に検索をしますか?
・困っている時
・答えを探している時
・助けてほしい時
・サロンや〇〇教室などを探している

検索をする理由はペルソナによって違います。

まずは自分のペルソナを分析し、どのような時に、どのようなキーワードで検索するか考えて記事を書いていきましょう。

その時に注意点があります。
既に誰かが書いているような内容に関しては、「この内容は他にも書いている人がいるから書かなくて大丈夫」と思いがちですが、必ず自分のサイトで記事にしておいてください。

ターゲット層やペルソナのお悩みや困りごとは自分のサイトですべて完結できるのが理想です。

② 自分の理念や信念 相手の共感を産む内容

自分の理念や信念などの内容は必ずしも検索されるとは限りません。ただ事業をしている人のホームページは、検索して、解決して、満足しただけでは意味がありません。

次のアクションにつなげる必要があります。

その時に必要になってくるのが、自分の理念や信念を明記した記事です。考えや価値観に共感できない人から商品やサービスを購入しようとなる人はなかなかいません。

だからこそペルソナがどのような記事に共感するのか、どのような内容に反感を持つのかはきちんと考えて記事を書くようにしましょう。

③ 社会的課題に関する自分の考えや立ち位置

これは分野にもよりますが、自分の携わる分野が社会課題に関係する場合は、その社会課題に対する自分なりの考え方を記事にしておいてください。特に社会に向けて発信していきたい、社会を変えたいという思いがあるのであれば、きちんと文章にしておきましょう。

そのような記事がきっかけで思わぬところからお仕事の依頼が舞い込んでくることもありますから。

 

アメブロやnoteには何を書いたらいい?

ワードプレス(ホームページ)があるのであれば、noteやアメブロはあくまでもサブ的な扱いになり、あくまでもフォロワーに読んでもらうためのSNSです。

そのため目的によっても使い方が変わってきますが、ここでは集客目的の使い方について説明していきます。

① ワードプレス(ホームページ)に誘導するような記事

一番負担が少ない使い方が、ワードプレス(ホームページ)の記事に誘導する内容を書くことです。ただしこの方法はフォロワーが少ないとあまり意味がありません。

特にnoteはある程度読ませる記事が並んでいるので、周りと比べると見落とりしてしまう可能性も否めません。すべての記事を誘導記事にするのではなく、読ませる記事の間に誘導記事を入れていくのがお勧めです。

ただ、アメブロの場合は元々500文字前後の記事も多いですし、そのような使い方を以前から行っている人も多いため、アメブロを今も更新しており、それなりのフォロワーがいる場合は誘導記事は有効な方法になります。

② ワードプレス(ホームページ)に書いた記事を派生させたような内容

ワードプレス(ホームページ)に書いた記事を視点や切り口を変えたり、より身近な事例を付け加えたりして記事にしていきます。その際に記事の最後に関連記事としてワードプレス(ホームページ)に書いた記事をリンクさせます。

特にnoteで記事を書く場合は、単純にワードプレス(ホームページ)に誘導させるのではなく、note内で完結し、読ませる記事も書いておきましょう。

③ 仕事に関わるイベントやセミナーなど読み手に紹介したいもの

検索を意識しない、その時の出来事などを記事にする際はワードプレス(ホームページ)より、noteやアメブロの方が向いています。

ですから、イベントやセミナー開催報告、自分のセミナー受講の記事を書く場合はホームページより、、noteやアメブロの方がいいでしょう

④ ホームページに書くほどのではないが、自分の思いや考えを発信したいもの

ワードプレス(ホームページ)に記事を書く際は、結論を明確にし、起承転結や説得性などを意識して書くことが必要です。ただ全ての考えが、そう論理的にまとまるものではありません。

結論は出ていないが、今の自分の立ち位置や考えを記事にしておきたい。そんな風に考える時もあるでしょう。そんな時はワードプレス(ホームページ)に書くのではなく、noteやアメブロなどに書くことをお勧めしています。

⑤ 流行や話題の内容など長く読まれない記事

その時にしか読まれない話題の内容なども、ワードプレス(ホームページ)に書くより、noteやアメブロなどに書いた方がいいでしょう。

「例えば今年の漢字から考えること」や「今年の漢字は何になる?」というような記事はその時は読まれるでしょうし、場合によっては検索で上位に表示されることもあるかもしれません。

でもそれは一過性のことで、1ヶ月、2ヶ月もすればもう昔の話になってしまいます。

仕事に関係ある、検索もされる、それでもすぐに過去のことになってしまいそうな内容は、まずはnoteやアメブロで記事にします。その後、長期間検索で上位表示されることが確認されれば、ワードプレス(ホームページ)にリライトするというのも一つの方法です。

 

まとめ

いかかでしたでしょうか?

ワードプレス(ホームページ)、アメブロ、note、何を書けばいいのか?すべてに通じる「これだ!!」という答えは残念ながらありません。

何のために、ワードプレス(ホームページ)、アメブロ、noteを書いているのか、それを誰に届けたいのか?届けたい人はどのような記事を求めているのか?それらを考えながら書き続けるしかありません。

ここにあげた使い分けはあくまでも一つの例として参考にしていただければと思います。

ただ、事業の目的でワードプレス(ホームページ)、アメブロ、noteを書いているのであれば、日記になってしまっていては意味がありません。

購入が目的なのか?それともお問い合わせや資料請求が目的なのか?目的にあわせて、導線を考えながら記事を書いていくように意識してみてください。

 

どのようにワードプレスやアメブロを使い分けたらいいかわからない場合などはブログSNSコンサルティングでもご相談をお受けしています。

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