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コラム

【記事の書き方①】 3000文字以上の記事が書きたい!! その前に知っておいてほしい5つのこと

2022年1月13日

「長文の記事が書けるようになりたいんです」というご相談をいただくことがあります。

SNSであれば200文字前後、アメブロであれば500文字~800文字前後書いていれば十分でしたが、HPのコラム記事ではそういうわけにはいきません。

何文字以上書きましょうという決まりはありませんが、一般的なコラム記事であれば3000文字前後が一つの目安だと言われたりもします。

だからこそ、HPで記事を書くなら長文記事が書けるようにならないと…と思うのかもしれません。

ある程度、記事を書き続けること、書き方のパターンをいくつか押さえておくことで3000文字前後の記事は徐々に書けるようになります。

しかし、ただ闇雲に3000文字書ければいいわけではありません。「3000文字以上の長文記事が書けるように頑張ろう!!」そう思う前に知っておいてほしい5つの点について説明していきます。

 

1.なぜ3000文字と言われるようになったのか?

記事執筆のお仕事の依頼をいただく際に指定文字数を伺うと、3000文字以上、3000文字前後のように3000文字をひとつの基準としてされていることが多くあります。

3000文字を一つの基準とされる理由の一つに、その記事の「滞在時間」があります。
Googleの検索エンジンの評価基準が公にはされていないため、あくまでも一般的に言われている話にはなりますが…

検索エンジンの評価をあげるためには
・サイトの滞在時間をあげる
・記事からの離脱率をさげる
・直帰率を下げる

という3つの点がよく取り上げられます。

その中で3000文字は「滞在時間」に関わってきます。

3000文字の文章を読むのにだいたい3分から5分程度かかると言われています。
そして人が一つの記事を読む集中力もだいたい3分前後。

確かに5000文字を超える記事になってくると、よほどの文章力がないと途中で離脱したり、中間を飛ばして読んだりする記事が多いかもしれません。
とはいえ、あまりに短すぎる文章では表面的な内容で終わってしまい、読んだ後の満足度は低くなりがちです。

そのため、記事を書く際に3000文字前後を目安に書くことを勧められています。
3000文字が一つの目安であるのは、サイト内の「滞在時間」を考えると妥当な目安なのかもしれません。

 

2.3000文字書けても最後まで読んでもらわないと意味がない

とはいえ、3000文字書けたらいいわけではありません。その3000文字の記事を最後まで読んでもらい、納得や共感、若しくは満足してもらわないと意味がありません。

「長文」にこだわるばかりに「文章の構成」がとっ散らかっている記事や、結論が途中で変わってしまっている記事などを時折見かけることがあります。
若しくはどこまで読んでも結論にたどり着かない記事もあります。

このような記事は読み手に大きなストレスを与えるばかりか、途中で記事から離脱されたり、その後検索であがってきても読んでもらえなくなる可能性があります。

まずは最後まで読んでもらわないと3000文字書いても意味がないのです。

そのためには、特に検索でたどり着くことを想定した記事は、「結論」をわかりやすく書いておくことが大切です。

また、この記事でもタイトルにしている「〇〇の5つのポイント」のように、何について何がどれぐらい書かれているか事前に書いておくことも最後まで読んでもらいやすくなる方法です。読み手は、事前にどれだけ読めばいいのかわ予測できるため、記事をストレスなく読み続けていくことが出来ます。

記事の文字数にこだわる前に、読み手が最後まで読んで、満足する記事を書けるようにすることがまずは先決です。

 

3.3000文字の記事が10個では意味がない

新しくHPを作ったから頑張って長文記事を書いていこうと、自分の持っている知識や情報を総動員させて5記事、10記事と書いていく人を見かけます。

ただ、10記事程度でネタ切れと息切れを起こしてしまい、そこで記事の更新が止まってしまう人もいます。

実は5記事・10記事程度であれば、大きな括りで記事をかくことは誰でも可能です。

例えば、「ブログの書き方」というタイトルの記事を書くことにしてみましょう。
1.記事のテーマの見つけ方
2.記事のタイトルの決め方
3.記事構成について
4.結論はどのタイミングで書くのか?
5.書き終わったらまずは読み返してみる
6.記事を読んでもらうためにSNSやメルマガでシェアしよう

一つの小見出しに500文字ずつ書けば、3000文字にすることが出来ます。
一度に書き上げることは出来なくても、何日かにわけてかけば3000文字の記事が一つ出来上がります。

しかし、このような書き方では何記事も記事を書き続けていくことは出来ません。
そもそも上の例で出した内容は細分化することで10記事以上の記事ネタが含まれています。
それを一記事で使ってしまっていては、あっという間に書くことがなくなってしまいます。

HPのコラム記事は、30記事、50記事、と積み重ねていく必要があります。ある程度積み重ねてしまえば月に1回程度の更新でもいいのですが…
そこまでたどり着くまでは書き続ける必要があります。

長文記事を意識するあまり、途中でネタ切れを起こして書けなくなってしまっていては意味がありません

 

4.実は3000文字書けなくてもOK?

3000文字はあくまでも一つの目安であり、必ずしも3000文字書く必要はありません。実はターゲット層によっては3000文字がマイナス要因になってしまうこともあります。

あなたのターゲット層はどのような人でしょうか?

・本より漫画世代
・文字より動画世代
・TwitterよりInstagramのストーリーやTikTok世代
・コラムを読むよりYouTubeの方がいい
・文字を読むことが苦手
・文字を読んでいる時間がないから音声を聞くことが多い

このような世代がターゲットの場合は、無理をして3000文字にこだわる必要はありません。
それよりも、動画や音声配信にち力を入れながらHPには2000文字前後の記事を積み上げていった方がいいかもしれません。

特に10代、20代は活字離れが顕著だとも言われています。
このような世代にむけて記事を書く際は、短く簡潔にまとめた記事の方が求められることもあります。

ただ企業からの記事依頼の案件を引き受けたい場合や出版を考えている場合は、上のような世代や層がターゲットでも3000文字前後の記事を書いておきましょう。出版や執筆の仕事を依頼する際には、どの程度の文字数の記事がどれぐらい書かれているかは必ずチェックされていますから。

 

5.文字数にこだわる前に必要なこと

HPに記事を書く際にどうしても文字数が気になってしまいがちです。
しかし、上に書いたように文字数はあくまでも目安です。文字数にこだわる以上に、記事を書くうえで大切なことがあります。

それは、「他の記事も読んでみたい」「この人から商品を購入したい」「この人に仕事をお願いしたい」と思ってもらえるような記事を書くことです。

読んだ後に、「がっかり」「もうこの人の記事は読まない」「何が言いたいのかわからない」と思われてしまってはダメなのです。

例え、1000文字、1500文字の記事であっても、他の記事を次々と読んでもらえたらサイトへの「滞在時間」も伸びます。

HPを訪れた人がすぐに購入やお仕事の依頼に繋がるわけではありません。
様々な記事を何度も読んで、ようやく仕事に繋がります。

だからこそ、まずは「読みたい」と思ってもらえる記事を書き続けることから始めましょう。

徐々に書きなれてくると、3000文字、3500文字と書くことが出来るようになってきます。
そうなったときに、最初に書いた記事を見返して、加筆すればいいのです。最初は2000文字が限界だった記事が、加筆することで、あっという間に3000文字、3500文字にすることも可能です。

長文が書けないと悩む前に、まずは書き始めてみる。
これが最終的に「読者が読みたいと思える記事」を書けるようになり、自然と文字数も3000文字を超えるようになるのではないかと思います。

 

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