毎週、毎週、メルマガ配信日になったら何を配信していいのかわからずにパソコンの前で、悩み続けている…そんな経験ありませんか?
メルマガを書くのに何時間もかかってしまい、その結果自分の事業に関係ない内容を書いてしまうこともあるかもしれません。
しかし、メルマガを自己満足の記事にしてしまうと、読者に解除されてしまう可能性が高くなります。
そこで、この記事では、ペルソナに登録解除されることなく読み続けてもらうための3つのポイントについてお伝えします。
ポイント1 メルマガ配信の原点を思い出そう
プライベートの話など、自分の事業に関係ない内容ばかりを配信し続けてしまう原因の一つに、「メルマガで誰に何を伝えたかったのか?」という原点を忘れていることが往々にしてあります。
まずは、メルマガを始めようと考えた時に設定したペルソナの事を思い出しましょう。
無料メール講座やPDFプレゼントからスタートした人であれば、その時に設定した「ペルソナ」を思い出してみてください。
このペルソナが抱える困りごとや、何を求めているのかを再度考えてみてください。
ペルソナに何を伝えたくて、メルマガをはじめたのかを考えることで、メルマガ配信の目的をもう一度明確にすることが出来ます。
ついつい思い付きで日々のメルマガを配信している人は、一度この原点に立ち返るだけで、発信する内容が思い浮かんでくるのではないでしょうか?
ポイント2 あなたが伝えたい事ではなくペルソナが知りたい事を配信しよう
メルマガを配信する際に大切なのは、あなたが伝えたいことではなく、ペルソナが知りたいことを配信することです。
ペルソナが抱える悩みや問題を解決するために、自分の事業がどう役立つのかを配信することが大切です。
多くの人は、あなたのサービスや商品を通じて、自分の悩みや問題を解決できるのではないかと、商品やサービを購入する前に検討の意味も含めてメルマガに登録します。
なかには同業他社のメルマガにも登録して比較検討している人もいるでしょう。
例えば、何か家電等を購入する際は、パンフレットをいくつも入手して(今は商品紹介サイトで比較することも増えましたが…)比較・検討しませんか?
私達の商品・サービスも同じです。複数の競合他社から比較検討して選ばれることになります。
比較検討のために情報を提供する場のひとつがメルマガです。そのメルマガで、自分が伝えたい事だけを一方的に伝えていてはどうでしょうか?
多くの人は、「あれ?自分が想像していたものとは違う…」となり、解除されてしまう可能性もあります。
メルマガでは、ペルソナが知りたいこと、ペルソナが商品やサービスの購入を決定するために、必要な情報を提供することが大事です。
その際には、ペルソナが知りたいことを正確に把握することも大切です。こちらの思い込みだけで、ペルソナが知りたいことを勝手に決めつけないようにする必要があります。
ポイント3 それでも伝えたい プライベートや旬の話題の扱い方
メルマガの基本は、「あなたが伝えたい事ではなくペルソナが知りたい事」を書くことですが、それでも時には自分のプライベートな話や旬の話題を書きたくなることもあるでしょう。
そんな時は、どのように扱えばいいのでしょうか?
メルマガのメリットの一つがブログやSNS以上に読んでくださっている人との距離感が近いことです。そのため、プライベートの話題は読者との距離を縮める一つの方法になります。
ですから、プライベートの話題が絶対にNGというわけではありません。
ただし、プライベートの話題を扱う場合にはいくつかの方法と注意点があります。
① 本題へ上手く誘導する
プライベートの話や何か出来事に対する個人的な感想を書く場合は、本題に上手く誘導し、メルマガの主目的であるペルソナの問題解決につなげるようにしましょう。
これが一番スムーズにプライベートの話題をメルマガ内で取り上げる方法になりますし、物事に対する捉え方や考え方の面で、プラスのプロモーション効果を生み出す場合もあります
② アイスブレイク的な役割
メルマガで、プライベートの話題を書く際に最も多いのが、このアイスブレイク的な使い方でしょう。
最初にプライベートの話題を書き、その後に本題に入る方法です。ただし、この手法を使う際は、プライベートの話題は2割から3割程度にとどめ、本題を中心に書くようにしましょう。
2000文字程度のメルマガで、プライベートの話題が500文字以上続くのは、メインはどっちなの?と読み手に思わせてしまうので注意が必要です。
③ 特別号として完全に仕事に関係ない話題に振り切ってしまう
オリンピックや、ワールドカップ、WBCなど、時にはどうしても語りたい話題が出てくる時もあるでしょう。
そのような場合は、「特別号」として仕事に関係ない話題に振り切ってしまうのもありです。ただし、あまりにも個人的すぎる内容や内輪盛り上がりの内容はお勧めできません。読者の一定数が共感できそうな話題を選ぶようにしましょう。
また「特別号」を出す場合は、最低でも週1回~2回程度、コンスタントにメルマガを配信しておくことが条件の一つです。(募集記事は除く)
コンスタントにメルマガを配信しているからこそ、仕事と関係ない「特別号」でも読者に受け入れてもらうことができます。
ただしこの特別号も年3回~4回程度にしておくのがベストです。
このように、プライベートの話題や旬の話題を取り入れる場合は、メルマガの主目的を忘れずに、上手く誘導し、メルマガのコンテンツとしてしっかりと整えることが大切です。
まとめ
メルマガは、設定したペルソナに向けた情報を提供することが第一の目的であり、ペルソナが知りたいことを配信することが重要です。
自分自身が伝えたい事を一方的に配信するためのツールではありません。
もちろん、少し仕事から離れた情報が、顧客とのコミュニケーションを深め、その結果ビジネスにつながることも多々あります。
ただしそれはペルソナが知りたいことが十分に配信されていてこそ可能になります。
時には、メルマガを始めようと思った時の原点に立ち返り、一方通行のメルマガになっていないか見直すことをお勧めします