普段の発信、何に力を入れていますか?
Twitter? Facebook? Instagram? YouTube?
それともnoteやアメブロなどのブログサイトでしょうか?
これらのサイトは既に人が集まっており、発信するにはとても便利な場です。
しかしあくまでも借りている場所に過ぎません。自分の物となる場所はHPです。
しかしせっかく作ったHPのコラム機能を放置して、他のサイトで一生懸命に発信している人も少なくありません。
ついつい更新に時間がかかるHPは後回しになりがちです。
この記事では借りているサイトに依存するリスクと、なぜ早い段階でHPの記事を増やしておくことが必要なのか?についてお伝えしていきます。
借り物のサイトはいつ終了してもおかしくない
「Twitter、Facebook、Instagram、note、アメブロからお問い合わせやサービス購入にもつながっているし、HPも一応あるのだから問題ないのでは?」
HPの話をするとこのような反応が返ってくることが度々あります。
確かに、Twitter、Facebook、Instagram、note、アメブロなどからお問い合わせが来ていれば、今すぐは困らないでしょう。ただし、借り物のサイトは所詮借り物のサイトです。
いつ突然サービスが終了になるかわかりません。
実際、過去にはヤフーブログや楽天ブログが終了になっています。
私自身も20代の頃、趣味で書き続けていた楽天ブログはどこかに消えてしまいました。
ヤフーブログの場合は指定したサイトであれば移行できる仕組みがあったようですが、あくまでも移行できるのは指定されたサイトだけでした。
ある意味やどかり状態。移行可能だったサイトもあくまでも借り物サイト。いつまた、終了されるかわかりません。
あくまでも借り物のサイトは移行しなくても大丈夫な記事を書く場所。
突然、記事が全て消えてしまっても大丈夫な記事だけにしておくのが無難です。
資産となる記事は借り物のサイトではなく、きちんと自分の独自ドメインのHPに書くようにしましょう。
終了しなくても過疎化していくこともある
サイトの終了はそうそうあることではありませんが、サイトやSNSが過疎化していくのはよくある事。
一時期は女性起業家の必須ツールとも言われた、アメブロやFacebook。
起業女子ブームの頃は、誰もがまずはアメブロとFacebookを始めたものでした。
しかしその勢いもいつの間にか静まり、今のFacebookやアメブロなどには一時期ほどの賑わいはもうありません。
昔は、アメブロやFacebookに投稿すればそこからサービス購入に至るという経験をした人もいたのではないでしょうか?
かく言う私もそんな一人でした。
しかし、そんな話も今や過去の出来事です。
あの当時、アメブロやFacebookを利用していた人は次の新しい場所に移っていったのです。
SNSに依存した発信を続けている限り、常にその時に流行るSNSを延々に追っかけていかなくてはいけません。今はInstagramやTikTokと言われていますが、これらのブームだっていつまで続くかわかりません。
いつの間にかこれらも過疎化し、また新たなツールが出てくるかもしれません。というより、多分出てくるでしょう。いつまでも同じツールが流行り続けるほうが難しいのです。
だからこそ借り物のツールをメインにしてしまうのは危険です。
特にフォロー、フォロワーの関係で成り立っているサイトは利用者が減ってしまえば、どれだけ積み重ねてきたものがあっても見られなくなってしまいます。
みなさんの中にもアカウントはあるけど、もう何年もログインしていないというSNSがあるのではないでしょうか?私もいくつかそういうSNS類があります。
今、メインで使っているSNS等でもいつかそういうことが起こる可能性もあるということを意識しておく必要があります。
最初に見られるのはHP
SNSつながり等でサービスを購入してもらう場合はいいのですが、そうでない場合は最初に見られるのはHPです。
Google検索、交流会等での名刺交換から仕事の依頼、こちらからの営業…
どれにしても最初に見られるのはHPです。
HPを見て、そこからSNSを見られます。
最初からSNSやブログサイトを見られることはあまりありません。
そのHPが作成した後、何も更新されていなければどう思われるでしょう。
コラム記事を書くページがあるのに、数個で終わっていればどう感じるでしょう。
何か作品がある人は良いんです。
作品が全てを語ってくれますから。制作物の実績がある人も、制作物の実績が語ってくれます。
でも無形のものを扱っている人は、自らの言葉で伝えるしかないのです。
「TwitterやInstagram、noteでは発信しています」とどれだけ言っても、肝心のHPで発信していなければ、その先には行ってもらえません。
それにどうしてもSNS類はライトな発信になりがちです。よほど戦略的に発信していない限り、その人の人と成りや理念、信念、仕事への取り組みはなかなか相手には伝わりません。
だからこそまずは自分の基盤となるHPできちんと記事を書いていく事が大切です。
検索である程度の流入が見込めるようになれば後は勝手に仕事をしてくれる
ではどうすればいいのでしょうか?
ずっとHPの記事作成ばかりには時間も費やしていられません。
このような時にお伝えするのが、「まずは100記事目指してHPの記事を更新していきましょう」ということです。
最初は少し大変ですが、月に10記事以上を目標に書いていきます。
30記事、50記事と記事を書いていく過程で、少しずつ検索からの流入も増えてきます。そうすれば少し更新頻度を落とすことも可能です。
SNSやメルマガも発信して、noteやアメブロも更新して…すべてを同時にやるのは大変です。そんな場合はまずは何を優先するかを考えます。
SNSの特性を考えながら、毎日更新を2日に1回、3日1回にするというのも一つの方法です。
動画の再生回数が思ったほど多くないのであれば、動画にかける時間をまずはHPに費やすというのもありです。
自分のお客様は何から自分のサービスにたどり着いてくれているのか?を考えることで、自ずとどこに充てている時間を削ればいいのか見えてくるはずです。
どうしてもHPの記事に一番時間がかかるので、ついつい後回しにしがちです。
どうすれば優先してHPの記事作成に時間が充てられるか考えてみましょう。
せっかくの記事ネタを借り物のサイトで消費してしまうのは勿体ない。
きちんと自身のHPで記事化していきましょう。
100記事書ければ、それはあなたのHPにとっても、事業にとっても大きな財産となってくれるはずです。
100記事、何を書いたらいいのかわからないという方向けに、ブログ構築のサポートをしています。