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メルマガ配信は何曜日の何時がお勧め?

2022年7月17日

「メルマガを配信するならベストなタイミングはいつ?」そんなことを考えたことはありませんか?中には曜日を変えたり、配信時間を変えたりしながら試行錯誤している人もいることでしょう。

でも結局、いつ配信するのがベストなのかわからずじまい。そういう人も多いのではないでしょうか?この記事ではメルマガの配信曜日と時間について、様々な業種の企業メルマガの配信日時を参考に考えていきたいと思います。

 

より細かく設定された企業のメルマガ配信

私が購読しているメルマガをざっくりとわけて配信曜日や時間を分析してみました。

①日経などニュース系メルマガ
②事業主向けの情報メルマガ
③日用品や家電のショップメルマガ
④女性ファッションや美容関連のメルマガ
⑤サラリーマン向けファッションメルマガ
⑥ファミリー向けファッションメルマガ
購読しているメルマガは上記のような分類になりました。
(チケット関連や宿泊予約関連のメルマガは配信回数が多いので今回の分析からは外しています)

ニュース系メルマガの特徴

この中で配信時間に一番特徴があったのは、①のニュース系メルマガです。
こちらのメルマガは1社を除いて朝の6時半から8時前後といういわゆる出勤時間を狙って毎日配信されていました。昔で言う朝刊のイメージなのでしょう。

確かにこの時間帯であれば、出社している人は電車の中か、会社について仕事を始める準備中のどちらかが多いでしょう。在宅ワークの人でも朝食中もしくは仕事始め前ぐらいでニュースをチェックする時間帯です。

日経に関しては早朝以外にも、12時台と18時台にも配信。これも働く人の生活に合わせた配信時間です。

あえて朝の時間帯を外して21時台に配信している新聞社もありました。こちらは1日の終わりにゆっくりとニュースをチェックしてもらうことをイメージしたのかもしれません。

すべてのニュースサイトをチェックしたわけではありませんが、ニュース関連のメルマガは出勤時間帯や休憩時間を狙って配信されているものが多いという結果でした。

事業主をターゲットにしたメルマガの特徴

同じ仕事をしている人をターゲットにしたメルマガでも、事業主をターゲットにしているメルマガ(13社のメルマガを確認)は一つのメルマガを除き配信回数は週1回以下で月曜日と金曜日に偏っていました。時間帯は10時、15時、16時など少し手を止めてメールチェックする時間帯に多いなというのが感想です。

配信回数の多かった企業のメルマガはセミナー案内が主な配信内容。やはりセミナー案内や資料ダウンロード系の案内メルマガは1日に複数回配信されているものがほとんどでした。

販売目的のメルマガの特徴

③~⑥は販売系のメルマガですので配信回数はどれも多めでした。1日に複数回配信されるものもありました。その中でも圧倒的に多かったのは女性向けのファッション関連のメルマガです。それ以外のメルマガは木曜日から日曜日に集中していました。

時間帯に関してはまんべんなく配信しているような感じですね。とりあえずメールを開けたら届いている…というぐらい届くメーカーもありました。これも企業側の一つの戦略なのかもしれません。

 

全てに共通するベストな配信日時なんてない

各メルマガの配信時間を見てみると、ターゲット層にあわせてかなり細かく配信時間や曜日を設定し、戦略的に配信していることがわかります。結局のところ全てに共通するベストな配信日時なんてないのが答えなのです。

基本的にはそのターゲット層がメルマガを開封しやすい時間帯に配信することが必要です。
働く人がターゲットであれば、出勤時間や昼休み、もしくは帰宅後の時間帯が読みやすい時間になるでしょう。

ただしたとえ働く層がターゲットと言っても、子育て世代が夕方以降の時間にメルマガを読むことはそう簡単なことではありません。そういう場合は朝一に配信しておくのも一つの方法です。そうすればお昼休みなど個々が読みやすい時間に目を通してもらうことが可能になります。

ターゲット層の生活リズムに合わせた配信日時が主流ですが、あえて朝一に配信しておき、読む時間は読者にゆだねるという考え方も一つの方法ではないかと思います。

 

メルマガを読んだ先の行動を考える

読者が読みやすい時間を考えて配信するのは、ニュースやコラムが中心の読み物系のメルマガの場合です。

購買や申し込みなど行動を促すメルマガの場合は、その先の行動まで考えて配信日時を設定する必要があります。

たとえば、女性向けファッション関連のメルマガが曜日を問わずに夕方以降に多いのは、仕事を終わってからオンラインで買い物をしてもらうことを想定しているからでしょう。
逆に男性向けが週末に多いのはオンラインではなく店舗に来店してもらうことを想定しているからかもしれません。同じように家電量販店やファミリー向けのメルマガも週末に集中して配信されていました。

事業支援系のメルマガであれば、そのメルマガを読んだ先にどのような行動をしてほしいのかによって、週初め、週半ば、週末、どのタイミングで発信すれば良いかは変わってきます。

私は県の産業支援関連のメルマガを登録しているのですが、こちらのメルマガの配信時間は必ず月曜の10時台です。主な内容はセミナーやイベントの案内。月曜の朝一に配信されることで、直前まで悩んでいたその週のセミナーに空きがあれば申し込むことが出来ます。
最近では月曜の朝一に必ずそのセミナー一覧と自分のスケジュールを確認するのが私にとっての日課になっています。

逆に働いている人に向けて、趣味やプライベート関連のセミナー案内メルマガが月曜の朝一に配信されたらどうでしょうか?よほど人気セミナーでない限り多くの人は、そのメルマガの開封を後回しにしてしまうのではないかと思います。中にはその後開封することすら忘れてしまう人も一定数いることでしょう。

メルマガは読んでもらいやすい時間帯だけではなく、その先にどのような行動を取ってほしいのかも考えて配信日時を決める必要があります。

 

曜日や時間を考える前に読み続けたい思えるメルマガを配信すること

人によっては1日に100通近いメルマガを受信する人もいるでしょう。その中で今読む必要がないと判断されたメルマガは、残念ながら多くのメルマガの中に埋もれてしまいます。

それでも気が付いたら配信されているぐらい配信頻度の多いメルマガであればいいのですが、週1回以下しか配信しないようなメルマガであれば知らないうちに過去のメルマガに埋もれてしまっているなんてことも起こりえます。

配信回数が少ないメルマガは、読み手の関心や興味も薄れているため、内容も含めてよほど戦略的に配信していかなければ読まれないまま削除されてしまう可能性も高くなります。

とはいえ、毎日・毎日送られてくるメルマガも読むのを後回しにされてしまいがち。気が付けば開封していない同じ人のメルマガが何日分も溜まっているなんて経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?

特にセミナーの案内だけを頻繁に送っている人は要注意。読者はよくよくわかっていますから、セミナー案内ばかり続くと読まなくてもいいかな?と開封しなくなりがちです。

もちろんメルマガは見込み客への配信ツール。だからこそセミナーの案内も多くなりがちです。しかし案内のセミナー内容には興味がない場合やこの日のセミナーは受講出来ないとわかっている時に、セミナー案内だけのメルマガが頻繁に送られてくるのは正直鬱陶しいものです。

セミナー案内を頻繁に送る場合は、今回はセミナーは受講しないけど、開封して読まないと勿体ないと思ってもらえるような内容をプラスアルファさせることが大事です。

特にお役立ち記事が読めると登録を誘導したメルマガの場合は注意が必要。曜日や時間をあれこれ考える前に読み手が開封したい、読みたいと思うメルマガを配信するように心がけましょう。

 

メルマガ配信を心待ちにしていれば曜日も時間帯も関係ない

結局のところ、読みたいメルマガであれば曜日も時間帯も関係ありません。

私が購読しているメルマガのひとつに毎朝8時台に配信されるものがあります。配信されてすぐにはなかなか読むことは出来ませんが、それでも、空いた時間に一番に目を通しています。配信がないと少し寂しい気持ちになることもあります。

他にもいくつか楽しみにしているメルマガがあります。それらに関しては、早くその時間にならないかな?と時計をチラチラとみてしまう時も。

楽しみにしているメルマガというのは多くの未開封のメルマガの中からでも見つけ出して読むもの。みなさんにもそんな経験ありませんか?

確かにターゲット層に合わせて配信曜日や時間を考えたり、その先の行動を見据えて配信日時を決めたりすることは戦略的には必要です。しかしそれらはあくまでもメルマガを配信する側の考え方でしかありません。

 

読み手の立場で考えれば、配信日時をあれこれ考えるより「読みたい・配信が楽しみ」というメルマガを書き続けることが一番必要なのではないかと思います。

メルマガ読者さんが心待ちにしてくれるようなメルマガを日々配信出来れば、配信日時をあれこれ考える必要なんてなくなります。

 

 

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