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コラム 記事の書き方

記事構成が必要なのは長文だけ? 構成を考えずに記事は書けるのか?

2022年6月24日

「記事の構成、構成って言われても、構成が必要なのって、3000文字とか5000文字書く場合だけだよね」
こう考えている人って実は少なくありません

それ以外にも…
・難しい記事を書いてないから構成は必要ない
・ライターとして記事を書いているわけではないし…
と思っている人もいるのではないでしょうか?

この記事では記事構成が必要な場合とその理由についてお伝えしていきます。

構成を考えなくても良い記事なんてない

500文字であろうと、800文字であろうと、文章を書くのであれば、きちんと構成を考えて書く必要があります。特に仕事で自分のサイトに記事を書くのであれば、構成を考えずにかける文章なんてないと思っておいた方がいいでしょう。

それこそ、Twitterの140文字だって何を言いたいのか、何を伝えたいのか明確にして呟かないと、最初と最後で全然違うことを言ってしまっている…なんてことにもなりかねません。

子供の頃に書いた、400文字前後の日記や作文でも実は知らず知らずのうちに構成を考えて書いていたんですよ。

 

最低限、結論だけは決めて書こう

とはいえ、1000文字前後の文章を書くのにわざわざ構成なんて考えてられないと思う人もいるかもしれません。私自身もメルマガを書くときはわざわざ構成を考えて書くことはありません。ある程度、浮かんできた言葉を思うままにパソコンに打ち込んでいます。

ただ、そんな場合でも最低限押さえておくルールがあります。

それは
・誰に何を伝えるのか
・結論は何なのか
の2点です。

この2点さえ決めておけば、1000文字~1500文字以内であれば構成を考えながら書くことも可能です。

短いからいいや、日常の話だからいいやと何も考えずに書き始めると、結局何がいいたかったのかわからない記事になってしまうことがあります。

話が壮大になりがちな人の場合、途中で伝えたい相手(いわゆるペルソナ)が個人から社会に変わってしまい、結局何を伝えたかったのか?最後まで読んでも理解できない記事になってしまうこともあります。

どれだけ短い記事でも、「結論」と「誰に伝えるのか」だけはきちんと決めてから書き始めるようにしましょう。

 

時系列が複雑な記事は最初にきちんと構成を作った方が良い

ただ、どれだけ短い記事でも過去の話や、未来への思いが交錯する内容の場合は、最初に記事構成をしっかりと作ってから書き始めることをお勧めします。

特に、記事の中で過去と今を行ったり来たりする場合や、同じ過去でも3年前、5年前、10年前と違う時期を行ったり、来たりする場合は、出来るだけ時系列をシンプルにした構成にしないと、読み手に混乱を招いてしまう原因にもなりかねません。

特に過去の経験がきっかけになった記事を書く場合は、自分の記憶自体があやふやな場合もあり、書きながら色々と思いだしていくということも少なくないでしょう。

そういえばあんなこともあったな
あんなこと言われたこともあった
あの言葉も私の転記になった一つだったな

という風に思い出したことを思い出したままに書いていくと、自分だけしか理解できない、自分や身近な人にしか伝わらない記事になってしまいます。

過去の経験が事業のキッカケになっている人のプロフィール記事は往々にしてこのような記事になりがちです。

特に過去の経験を記事にする場合は、いきなり記事を書くのではなく、時系列に出来事を書き出しましょう。そしてその中から、ターニングポイントになった出来事や、伝えたい出来事を選び出して、そこから構成を考えていくようにします。

過去の出来事はあれもこれも詰め込み過ぎないように、まずは自分の中できちんと整理してから書き始めることが大切です。

 

長文になればなるほど構成は必要になってくる

これは当たり前の話ですが、長文なればなるほど、事前に構成を考えて記事を書く必要が出てきます。中には5000文字でも1万文字でも構成を考えながら文章が書けるという人もいますが、それは長年、書くことを専門にしている人や生れ持ったセンスがある人のみ。
普通は出来ません。

もちろん慣れれば5000文字までぐらいであれば、簡単な構成だけで書ける人も出てきます。
とはいえ、最初から出来るわけではありません。

特に5000文字を超えてくると、きちんと構成を考えてから書き始めないと、最初と最後で言っていることが違うなんてことが起こります。
また、最初と最後は同じだが、途中で違う意見が入り込んでいて、それが放置されたままになっていて、読んでもすっきりしない、モヤモヤするという感想を読み手に抱かせてしまうこともあります。

酷いものになると、「で結局何が言いたかったの?」というような終わり方になっているものも時折ネットコラム等で見かけます。

1500文字、2000文字程度の記事であれば凝った構成は必要ありませんが、文章を4項目ぐらいにわけるように簡単に構成を考えて、書くようにしてみてください。

 

実は着地点を決めずに書く方が難しい

最初にも書きましたが、構成をしなくても書ける記事なんてまずありません。「何も考えずに書いているよ」と言っている人も、実は頭の中できちんと構成を考えながら書いているのです。

着地点を考えずに、思い付きで書き始めた記事ほど、結局何が伝えたいのかわからなくなって、下書きのまま眠ってしまっているという人は少なくないはずです。

着地点を決めずに書いたら、最後思ってもみなかった結論になってしまったという経験をしたことがある人もいるでしょう。

私自身も勢いで書き始め、途中であーでもない、こうでもないと、修正しながら書いていったものの、お蔵入りさせてしまった記事はいくつもあります。結局その記事は、分解して、別記事にしたものもあります。

実は着地点を決めずに記事を書くことほど難しいものはないのです。

最初にあらかじめ構成を考えるなんて面倒だなと思われるかもしれません。
しかし最初にしっかりと構成を考えておくことで、記事を書きあげるスピードが何倍も変わってきます。

また着地点がわかっているため、途中で論点がずれていても気が付いてすぐに修正が可能になります。

慣れるまでは少し大変かもしれませんが、書き始める前に記事の構成を考えてから書くことをお勧めします。

 

 

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